2008年08月11日
高校生活
厳しい高校受験という難関を乗り越えて、高校生活が始まると、それまでの反動からか、まったく勉強をしなくなる生徒が出てきます。
今まで属していた集団の中の自分の位置、よく分かるところでは、成績の順位ががらりと変わり、中学ではそこそこだったのに、入学したら最下位グループになってしまった場合など、とたんにやる気をうしなってしまったりします。高校受験を終えたばかりの生徒にとって、あれこれと進路に口を挟むのは気が引けますが、本当は、これから先が本当のスタート、といったところでもあります。もう、社会のドアを開く一歩前まで来ているからです。もちろんそんなことは本人が一番良く承知で、わざと目をそらして遊んでいるに過ぎません。このまま成績が落ちていったらどうしよう・・・進路を決めつけてしまうのはこわい・・・など子どもの心が揺れに揺れている時期です。親として、この時期に何ができるか、ということですが、もうできることも時間も、あまり残されていません。自立してしまう一歩手前で、親もあせりとともに一抹の寂しさも抱えているころでしょう。やさしく話を聞いてあげることが精一杯かもしれません。いつまでも口うるさくなにかをしろというのではなくて、一人の人間として尊重しているよというポーズをきちんと見せていくことが大事です。非行や犯罪など、最低限のルールを守り、あとは本人の自主性に任せるよという姿勢を折に触れ話して親として見せてやることこそが最後の子育て・子離れのステップなのかもしれません。
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