2008年06月27日

高校中退

小学校・中学校がずっといっしょだった友人が、やはり同じ高校に進学したが、秋になるころには中退をしてしまった。小学生のころはいっしょによくマンガを描いて、薄い冊子を作った。中学になると、ちょっとおとなびてパンクロックを聞いてみたり、洋楽のロックを進めてくれたりした。高校に入ってからもバンドをやろう、といいだして、音楽スタジオに通ったりしていた。まあまあ仲がいいと思っていたのだが、学校を休みがちになり、中退をするまで、あっというまだった。相談も何もなかった。彼女が学校を辞めてしまって、すこしつまらなくなったが、すぐに受験の嵐がやってきてそんなこともすっかりわすれてしまった。

彼女と私は、成績が同じくらいで、自動的に、近いその公立学校をたまたま選んだに過ぎない。目の前にハードルが来たので跳んだ、というだけに過ぎない。跳べなかったことよりいいことだが、その先のゴールまでは深く考えていなかった。私の場合はそれでも次のハードルを何も考えず跳ぶことになったのだが、彼女のロックな魂はそれを拒んだのかもしれない。

彼女からは忘れたころに便りが届く。その後、他の高校に進学し、レコード屋で働きながらお金を貯めて、ドイツで日本のマンガにかかわる仕事をしている。小学生のころとおなじ、マンガだ。自分の居場所を見つけられたのだろう。気が向いたらまた、いっしょにお酒でも飲みたい。

飲みやすい青汁