2008年06月11日

家庭学習について

私は小学生対象の学習塾を開いています。個人経営の塾で、教材も手作りでその子に合わせたペースで学習を進めています。子どもたちを指導していて思うことがあります。家庭学習は本来自分で進めるものですが、進め方がわからなかったり、やる気が続かなかったりする場合、塾や通信教育など、家庭外学習も有効だと感じます。
   
小学生の指導では、遊びに流れてしまいがちな時間をしっかり確保することをめあてにしています。基礎の反復繰り返しは、昨今の学校ではおろそかにされてきたことで、子どもたちのほうにも根気や耐性がなくなってきていますので、ねばりづよい気持ちを育てることも大事です。中学へ行っても、高校受験を戦い抜けるように、根気と継続力をもってほしいのです。

人間、どうしても気分の波というものがありますが、小学生の場合はこれが顕著で、成長段階の幼い児童ほど、気分のむらが成績に影響をおよぼします。まずはプリント1まい10問から、小さい目標をもって、その時間は集中するという作業を繰り返し教えています。小学校の低学年から中学年のうちは、親がしっかり見てやることもできます。

感情的になってすぐに親子喧嘩になってしまうという話もよく聞きますが、はじめからできないものと思ってやると失敗がありません。わが子のつまずきをチェックして助けてあげることもできます。小学生の通知表は絶対評価で、本当の全体の中での位置づけが見えるわけではありません。成績があまりぱっとしないように見えても、基本と勉強の姿勢が育っていれば中学以降ぐんとのびることができるのです。