2008年07月25日
縁起かつぎ
近頃では、受験シーズンになると縁起をかついだネーミングのお菓子がスーパーやコンビニの店頭に並ぶ。「うカール」「キットカット」など、いかにも縁起のよいネーミングと楽しいパッケージに受験とは関係なくてもつい手を伸ばしてしまう。
自分が受験生のころには、こういうお菓子はなかったが、高校受験前には、学業お守りとして売っている五角形の「合格鉛筆」や、徳島県にあるJRの駅名「学」という印字のされた切符を買ってもらったりしていたことを思い出す。
そういえば受験当日はお弁当持ちだったが、どの子の弁当箱にも「カツ」がいっていたので驚いた。自分の弁当には入っていなかったのでこれはしまった、と思い、帰ってから母に文句を言った覚えがある。
言葉あそびのような、つまらないことではあるが、あとは運を天に任せるというとき、やっぱり何かに祈りたくなってしまう。やっぱり日本は言霊の国なのかなあと感じてしまう。
言葉にしたり、念ずる力が強かったりすると願いは叶うという。「念ずれば花開く」という言葉もある。逆もしかりであろう。「受かるわけがない」「もっとやらなければ」「これだけしかできない」など、ネガティブな感情が起こることは仕方がない。
しかし、それを親が子に向かって口にしたり、強く感情表現してしまうことは、結局子どもを落ち込み、いらだたせるだけでよいことはない。あきれるくらい楽観的なおおらかな、幸運を呼び寄せるような態度でわが子の背中を見つめてやりたいと思う。
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- at 19:45