2008年07月17日

進路相談

毎年、進路決定のシーズンになると、親子と、先生による三者懇談というのがある。これは、志望校を決定するための会であり、願書を出す学校の合意と確認が行われる。一昔前は、不合格者、行き場のない子を出さないように、学校が周到に調整し、案を提示したりして、全員合格に持ち込む風潮があったという。

しかし最近では、進学塾に通っている生徒も多く、偏差値やそのほかの受験情報を学校よりも多く知っている親子がたくさんいる。そのうえ、進学が目的の塾は、実績を上げるため、より高い目標を目指し、挑戦させる気持ちが強い。だから、「ここなら受かる」という考えではなく、「君ならいける」という積極的な進路指導を行っているそうだ。

だから、親子ともに理想が高くしっかりしている場合は、客観的に見て無理そうだなという場合も、本人たちの意思を尊重することになる。結果、不合格や、滑り止め対策なども増えてくるが、自分の意思でそうなった場合は意外とすっきりと現実を受け入れることができるとも聞く。

やはり進路とは、押し付けではなく、自分で切り開いていくべきものだろう。学校の心配に合わせる必要もなければ、塾の勧めるままでも、親の希望をかなえるものでもない。自分が本当はどうしたいのか。子どもにそれが自覚できているか、あとで本心に気づいて後悔しないのか、いまいちど親子でチェックする機会をもちたい。