2008年07月12日
高校生の夢
私は、イラストレーターをしている。この前、何気なくインターネットの学生コミュニティポータルサイトにたどり着いた。そのサイトでは学生生活を支援するという大小3000以上の学生掲示板群によって構成されており、いろいろな話題で盛り上がっていた。
中でも、将来の夢、という話題で、イラストレーターになりたいという人の書き込みを読んでとても明るい気分になる。「だれそれのようなイラストレーターになりたい」「どうすればイラストレーターになれるのか」「どの学校にすすめばいいのか」とても前向きではっきりした目標に応援の声をかけずにいられないような気持ちになる。
自分の高校生のころは、そんなに明確な将来の夢などなくて、大学進学時には得意科目と成績で志望校を決めた。学校はもちろん応援してくれたが、ある非常勤の先生にこういわれた。「国語が得意だから国語科にいくの?いったいなにをしたいの?」と。
そのときの自分には、夢が何なのかはっきりわかっていなかった。でも、いまでは分かる。3人兄弟の長女で、美術系の学校に行きたかったが、芸術系はお金がかかるからと親に言われていたのでそちらの進路には自分から道を閉ざしていたのだ。
ずいぶん回り道をしたが、ようやく夢をかなえることができた。それは、あの講師の一言を、折に触れ自分に問いかけ続けた結果だ。私の恩師の一人である。
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