2008年07月05日
全国学力テスト
全国の小学6年生と中学3年生、約232万人を対象にした「全国学力・学習状況調査」が今年も行われた。このテスト、慎重を期すために宅配で運ばれ、執り行われるが、作成、準備、発送のために49億円、取りまとめ段階においては10億円もの費用がかかっているということだ。
国際社会においての日本の児童生徒の学力低下が言われている流れから来るものなのだろうか、授業時間増やゆとり教育の見直しなどが検討されて、実際に施行さればじめている。かつては、校内暴力など、学校の「荒れ」「落ちこぼれ」といった問題に対処すべく教育のゆとり化へと向かっていったはずなのにこの急激な路線変更はどうだ。
テストを受ける児童生徒は、日頃のテストよりやや難しい記述式の問題にためらいを感じ、また、何のために受けるか今ひとつぴんと来ない様子でもある。中学生は、高校受験に関係がないと、そっぽを向いたりもしている。
テストの分析結果は詳細にわたり、この問題を間違えた児童にはこのような指導が必要であるという結果が文部科学省の公表資料として出てきているが、これを実際に読んで指導に役立つという段階にはまだいたっていない。
序列化や予算の配分に影響が出るのでは?という現場からの危惧が聞こえてくるばかりである。せっかくの大規模なプロジェクトなのだから、現場を知るきっかけにして、教育施策に生かして欲しいとねがう。
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